• 2025/03/28
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近代教育発祥の地

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近代教育発祥の地
湯島一丁目4と5
(湯島聖堂・東京医科歯科大学)

江戸時代、このあたりは学問(儒学)の府であった聖堂(孔子廟)の一部、昌平坂学問所(昌平黌)があったところである。
寛政9年(1797)学問所の学寮、宿舎が建てられ、藩士や藩上の子弟を対象とした教育が施された。
明治維新後、学問所は新政府に引き継がれ、昌平学校、大学校、東京大学と発展していった。
明治4年(1871)に文部省が設置され、聖堂が国の近代教育の原点となる施策が展開されることになった。当時には明治5年師範学校(翌年、東京師範学校と改称)が開校し、その後、隣接地に東京女子師範学校が置かれた。
東京高等師範学校は明治36年に大塚上新町に移転し、後に東京教育大学(現筑波大学)となり、東京女子高等師範学校は昭和24年に大塚に移転し、後に新制大学としての発足の折、この場所の地名を校名に冠し、お茶の水女子大学と称し現在に至っている。

文京区教育委員会  平成19年3月

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住所

〒113-0034 東京都文京区湯島1丁目4−25

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