首尾松の鉤船 椎木の夕蝉(葛飾北斎ゆかりの案内板)
(しゅびのまつのつりぶねしいのきのゆうぜみ)文字起こし
隅田川の一年を描いた狂歌絵本『隅田川両岸一覧』三巻のうち、中巻の一枚です。隅田川の対岸から描かれています。釣り舟の向こう、左手に描かれているのが首尾の松です。首尾の松は蔵前にずっと並ぶ米蔵の真ん中あたりにあった松で、丁度よい目印になっており、この辺は釣りの名所でした。 釣り糸の向こう、右手の森が肥前平戸新田藩松浦家の上屋敷です。この上屋敷には本所七不思議の一つに数えられる「落ち葉なしの椎」があったことから、椎の木屋敷と呼ばれるようになりました。
メモ
墨田区横網一丁目に設置された、北斎が描いた隅田川の風景を紹介する案内板。題材は『絵本隅田川両岸一覧』に収められた「首尾松の鉤船 椎木の夕蝉」で、舟から釣りを楽しむ人々など、江戸の川辺の暮らしを伝えている。
この作品は、豊海おさかなミュージアムでも江戸の釣り文化を紹介する図として取り上げられている。案内板がある墨田区側と、首尾の松跡碑が立つ台東区蔵前側は異なる地点なので、作品の風景と現在の両岸を見比べる際の手がかりになる。
出典:墨田区「高札・案内板一覧」、豊海おさかなミュージアム「ハゼが教えてくれること」
この作品は、豊海おさかなミュージアムでも江戸の釣り文化を紹介する図として取り上げられている。案内板がある墨田区側と、首尾の松跡碑が立つ台東区蔵前側は異なる地点なので、作品の風景と現在の両岸を見比べる際の手がかりになる。
出典:墨田区「高札・案内板一覧」、豊海おさかなミュージアム「ハゼが教えてくれること」
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